G1名馬のレース

レース

今でも多くの人の記憶に残る名馬として語り継がれているのがフサイチコンコルドです。 1996年のダービー馬ですが、この勝利は競馬界に大きな衝撃を与えました。この年の最有力馬として見られていた武豊騎乗のダンスインザダークをゴール前でかわし、わずかデビュー3戦目でダービーを制すると言う離れ業をやってのけた名馬です。

この時、天才武豊はまたしても念願のダービー制覇を逃すという結果になってしまいました。改めてG1レースを勝つことの難しさを多くの人に知らしめることとなりました。このときの実況で有名なのは、某テレビ局のアナウンサーがゴール前で叫んだ、外から音速の末脚が炸裂するいう名実況です。今でもこの台詞を覚えている競馬ファンの方も多いのではないでしょうか。

それほどゴール前の衝撃は大きなものでした。残念ながら、フサイチコンコルドはG1レースの菊花賞を最後に引退してしまいますが、今でもそのレースは多くの競馬ファンの間で語り継がれています。