G1制覇の名馬の勝利数

中央競馬で最高峰のレースといえばG1レースです。しかしこのG1を勝つということは並大抵のことではありません。競馬はそのレースのグレードによって優勝賞金が異なります。最も高い賞金のレースの一つである有馬記念などは普段競馬をやらない人でも知っているくらい有名なものです。その有馬記念を引退レースで勝利したオグリキャップはどのように名馬への道を歩んでいったのでしょうか。

まずオグリキャップが名馬と言われる理由の一つにその血統背景があります。この馬の血統はお世辞にも優れているとは言えず、到底中央競馬では通用しないものでした。実際に地方競馬の笠松からデビューし、12戦して10勝の勝利数でした。そして戦う舞台を中央競馬に移したオグリキャップは次々と勝ちを重ねていきます。そして毎日王冠を制し、天皇賞秋が初めてのG1挑戦になります。そこでは同じ芦毛のタマモクロスに敗れ2着となり続くジャパンカップでも3着に敗れてしまいます。

そして年末の有馬記念で三度目の正直としてついにG1を制覇しました。そこから度重なる故障と戦いながら勝利を重ねていきます。引退レースの有馬記念では誰もが衰えでもう通用しないと言われていたが見事に優勝してターフを去りました。通算32戦22勝という素晴らしい勝利数で地方の星として引退したのです。

勝利数