日本競馬は控除率が低い!海外競馬との違い

馬券の控除率については、知らない人も多いのではないでしょうか。控除率とは胴元の儲け、取り分になります。的中した馬券の払戻し金は、馬券の総売上から主催者が運営費として決められた金額を引き、残った金額を的中した人で配分する様になっています。この主催者側が馬券の売り上げの中から徴収する取り分のことを控除率と言います。馬券の種類によって控除率は決められており、約25%で的中率の高い馬券ほど、還元率は高くなっています。

競馬は日本だけではなく、海外でも楽しまれているスポーツです。そんな競馬ですが、日本競馬と海外競馬には違いがあり、それが先程の控除率です。海外競馬の場合は控除率が15%ほどと日本に比べるととても低く、馬券を購入する人にとって有利になっています。これは運営元が海外の場合、ブックメーカーが行なっていることが大きく関係しています。ブックメーカーが販売する馬券には、買った時の確率で払い戻し金額が決まります。しかし、日本競馬では締め切った時点での確率の金額が払戻されます。確率の変動に左右されることなく馬券が買えるため、海外競馬では安心して賭けることができるといったことが起こるのです。

ブックメーカーとは、スポーツ競技の勝ち敗けや得点などを予想し、リアルマネーを賭けることができる賭け事の運営会社になります。当然ながら、日本では運営することが出来ません。しかし、日本にいながら海外競馬を楽しむことが出来るサイトなどもあり、日本にいる状態でブックメーカーから馬券を購入することも可能です。日本競馬に比べると有利な確率で売られている海外競馬の馬券を買えば、勝った時の金額は大きくなり、勝率アップにもつながります。

控除率